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0.はじまり
-魔法-
1.幻奏
2.生体の仕組
3.魔法の生成と精神世界
4.魔法の起源と光道進化論説
5.魔法の種類と性質(属性)
6.特殊魔法
-幻奏-
7.幻奏家と物語
8.幻奏の基礎
9.幻奏の応用
10.志向幻奏と幻影幻奏
-冒険-
11.記憶の遺跡
12.色深海
13.色彩書と言霊
14.幻奏家を支える人たち
魔法と科学が発達した世界『ニルスハーム』 この世界にも沢山の大陸が存在し、様々な種族が独自の文化を発展させ暮らしています。そして、世界の端にあるここ『メル大陸』にも 個性的な種族が暮らしていました。彼らは背も小さく、かわいらしい姿をしていますが、実は皆さんが想像するより大分大人なのです。彼らの特徴は、大きく2つ。一人一人が専門的な仕事を持つこと。そして『パレス』と呼ばれる共同体に所属すること。今日ご紹介するのは、『幻奏家』と呼ばれている芸術家たち。そして『カラベール』という色彩専門パレスのお話☆

幻奏


それは魔法が織り成す芸術。花火のような衝撃。水中のような浮遊感。蛍のような静寂。ロウソクのような暖かさ。枯れ行く草木の儚さ。 芽生える若葉の爽やかさ。お布団で包まれるような優しさ。

彼らは光と色を操り、まるで演奏するかのように空間に物語を描く。 ある時は壮大に。ある時は繊細に。 光と色に魅せられ、そして愛された者たち。 彼らは「幻を奏でる者」、『幻奏家』と呼ばれている。

生体の仕組


まず幻奏のお話の前に生体や魔法についてお話して行きます。生体には様々な「力」が備わっています。「今日は何を食べようかな?」と何気なく食べ物を思い浮かべることがありますが、実はこれも「イメージ」という魔法を使う時にとっても必要な力を使っています。 右上の「生体内外イメージ図」をご覧ください。身体の中には眼には見えない力が組み合わさるように内在しています。そして、この力の中で唯一訓練によって眼に見えるのが、身体の外側を包み込む(黄色の枠)オーラというものです。そして、幻奏家はこのオーラを広げ(上左図)、その内部の空間で幻奏表現を繰り広げます。
[身体を纏うオーラを外側に広げた際に出来る空間を『マチテ空間(幻奏領域)』と呼びます。幻奏家はこの空間内にて幻奏を繰り広げます。]

【イメージ】 (エマ・創造光エネルギー)
 「想像力」と同義。この力によって「魔法の精度」を上げることが出来ます。「マチテ空間」内では、頭に思い描いた映像を視覚化することが出来ます。また、イメージ力が高いと夢の中で自由に動き回ることも可能になります。

【エネルギー】 (ルミネ・ 身体光エネルギー )
 生命活動を行うために必要なエネルギー。エネルギーの量によって「魔法の威力」を上げることが出来ます。エネルギーは訓練により体内で上昇させたり、体外に放出することが出来ます。エネルギーの操作によって「光」を生み出すことや、身体の強化・治癒なども行えます。エネルギーを消費すると体力の低下に繋がり、ひどい場合は気を失うこともあります。

【ソウル】 (カルメ・魂)
 生体の核。 「イメージ」と「エネルギー」はソウルと繋がっており、「力」をコントロールする役目があります。マチテの吸収によってエネルギーの回復を行っているとも言われています。

【マチテ】 (エーテル・光)
 マチテとは、光の性質である「波動性」と「粒子性」に合わせ、『運搬性』を伴った存在とされています。マチテ自体は眼に見えません。この世界のありとあらゆるところに存在し、世界を安定させているとされています。 人もマチテから生まれたという説が有力視されています。  マチテは体内に多く存在し、オーラを広げた際に体外に放出されます。 そして、オーラを広げた内部空間に高密度のマチテが存在している状態を「マチテ空間」と呼びます。

【オーラ】 (スルメ・体膜)
 ソウルから放出され身体の外側を覆う膜のような存在。人の性質や感情が反映されます。また、イメージとエネルギーを包み込む役割もあるとされています。このオーラは訓練によって自由に変形させ、広げることが出来ます。

魔法生成の仕組と精神世界


さて、生体の仕組を理解したあとは、魔法が生まれるまでの流れを見て行きましょう。上の図は「エネルギー」と「イメージ」を始点にして、どのような過程や精神世界を経て魔法に行き着くのかを大まかに解説したものです。簡単に説明すると、エネルギーを使いこの世界に『余白』を生み出し、そこにイメージによる『想像』を反映させることにより『魔法』を作り上げて行きます。 魔法は様々な過程を辿り生み出されるため、一言では語り尽くせません。魔法を最大限使いこなすには、世界の仕組を知り、『真理』を探求する必要があります。

【魔方陣】
魔方陣は『魔法の設計図』で、主に現象の再現とアークの増幅を行うためのものです。簡単な魔法ならイメージを介さずに魔方陣にエネルギー流し込むだけで魔法が発動します。ただし操作や応用をしたい場合はイメージの力が必要になります。例えば『水を生み出す→氷や霧状にしたい、操作もしたい→イメージ力』となります。(氷の魔方陣を使えば氷を生み出せます。) また魔法に質量が伴わない場合は、ニルワールドを介さずに魔法が生まれます。(磁気魔法など。)

【アーク】(鍵艇子)
この世界に新たな物質を追加させるために必要な『余白』を生み出すための粒子。(正確には、この世界に「有」の状態を導くための鍵) 魔法とはこの世界に”元々存在しなかった現象、存在”を生み出す行為です。 今この世界を電車で例えると満員電車の状態で、駅にいる魔法が乗り込むスペースがありません。そこで、満員電車の乗客を何人か引きずり出すか、新たに車両を取り付ける必要が出てきます。その権限を持つのが「アーク」なのです。 (実は、まだ前者の方か後者の方か、どっちの方法がこの世界で行われているのか良く分かっていないらしいです。)  

【ニル-ワールド】
「有」と「無」が同時に存在する世界。 (「世界」と呼んでいますが、実際に空間が存在して何かがある訳ではありません。)ニルワールドが、現実世界に「存在しても良いよ!」 と言えば、ありとあらゆる物を生み出すことが出来ます。このニルワールドとはアークを介してのみ繋がることが出来ます。

【クリスタル】
エネルギーとして代用できる特殊な鉱石。ニルスハームの主なエネルギー源で、工場や街灯、お風呂やキッチンなど多くの場所で使われています。しかし、魔法で代用されるクリスタルは工業用や住宅用の物とは異なり、波長が穏やかでとても純度の高いエネルギーが込められているものです。(工業用、住宅用の物を使うにはある魔法が必要と成ります。)
【夢】
寝ている時に見る「夢」と同義。「夢」というものは「イメージ」の上級に位置し、通常時(起床時)より優れた想像力を発揮する事が出来ます。「夢」の力を使えるのは就寝時(エネルギー停滞時)のみで。夢の世界を認識(これは夢だと気付く)ことが出来れば、夢の中でも自由に行動することが出来ます。また、深く夢の世界に潜ることが出来れば、時間制約を受けずに思考、想像(イメージトレーニング)を行うことが出来ます。

【ルメ-ワールド】
全てが蓄積される世界。想像の原点。ルメワールドには「人工物」「自然発生物」だけではなく、「記憶」「思想」「感情」「認識」「魂」など、あらゆるモノが、蓄積されて行きます。 (「世界」と呼んでいますが、ニルワールド同様、空間が広がっているわけではありません。)ルメワールドはイメージの最上級に位置します。 「夢」の最奥部からさらに進んだところにあり、誰もその存在を眼にした者(感じた者)はいません。ただ、スルブ族の所有する『アリス』だけは例外です。 宇宙の始まりであり、終わりでもある。また宇宙そのあるとも言われています。 

【コク-ワールド】
ニルスハームの物理法則が通じない、とっても不思議な地域、空間をそう呼んでいます。 時空の歪み、平行世界との交点、第二宇宙など様々な憶測がされているものの、まったく解明が進んでいません。存在している以上、何か原因があるのでしょう。地元の人たちも気味悪がり、その近くには近寄らないらしいです。 

【魔法】
今まで説明してきた順路を経て、最終的に生まれる現象です。魔法が生まれる経緯を遡れば、また新たな世界が観えてくるかもしれません。

【召喚魔法】
魂の契約によって発動出きる特殊な魔法です。召喚獣と呼ばれる大きく凶暴な魔獣などをニルスハームに召喚することが出来ます。詳しくは後でご紹介します。

魔法の起源

本来、魔法は『真理』に行き着いた者のみが扱えるものだった。
現在は沢山の人が魔法を扱い、その恩恵を受けています。ところが、本来は長きに渡り現象の研究・解明を続け『真理』行き着いた者のみが扱えるものだったのです。 しかし、彼ら偉人たちによって生み出された魔法は『方陣画』に記録され、『真理』に行き着けない者も鍛錬と才能をもって扱えるようになりました。 『方陣画』の記録には特殊な『クリスタル』を使います。真理(魔法)の思念をクリスタルに送るとクリスタルの内部に変化が起こり文様(白い霧のようなもの)が現れます。文様は三次元で複雑に構成されます。このクリスタルはとても大きく持ち運びや複製が困難なのですが、その手間を解消するために『二次元化』が試みられました。そして現在、書籍等で見かけるような平面図の方陣画が出来上がりました。ちなみに、一般に出回ると危険な魔法や、認められた者のみが手に出切る様にするため、方陣画を作らず、クリスタルを隠された場所に保管されることがあります。その代表的な場所が『記憶の遺跡』です。(後半でご紹介します。)

光道進化論説

生命・生物の起源は光にある
ニルスハームでは、人や生物は「光(マチテ)から生まれた」とする『光道進化論説』が基盤となっています。「光」自身が様々な方向性を模索するうちに、『眼』という存在に行き着いたとされています。 また、光の本質である直進性は眼になっても変らず、眼から生み出される光によって、人の「行動決定」を支配しているとされています。

魔法の種類と性質(属性)

魔法は、生まれ持った性質(属性色)によって扱える種類が大きく変わります。炎や水を生み出すおなじみの魔法や攻撃が当たらなくなる不思議な魔法まで色んな種類があります。  色の種類は無限に存在しますが、性質(属性)を分かり易く学ぶために基本5原色(赤 黄 緑 青 紫)と等和5色相(橙 萌 碧 藍 紅)の計10種類に分けて考えていきます。 人の性質は統計的に8割は基本5原色(基本色)に属し、残り2割が等和5色相(等和色)に属します。 基本色より等和色の方が魔法の会得は困難ですが、その分特殊で強力な魔法を扱えるようになります。また自分の性質(色)の魔法のみならず、隣接する魔法なども会得することが出来ます。ただし、自分の色と反対側の色になるにつれ会得が難しくなります。 魔法は単色で扱うのはもちろんのこと、2色、3色と組み合わせて使うことも出来ます。組み合わるのはとても難しいのですが、組み合わせることでしか発動出来ない魔法も存在します。特に難しく強力な組み合わせが対極同士(赤と碧など)で、虞融色彩(グユウシキサイ)と呼ばれています。
≪虞融色彩≫(対極三次色方陣)
○未-【未来予知】【?】 ○烈-【無限召喚】【?】 ○運-【質量転送】【?】 ○救-【転送回復】【?】 ○装-【付帯防壁】【?】 ◎光-【????】

●赤[攻撃方陣] 【物理攻撃】【物質召喚】《火》《水》《土》
        魂の通わない物質を召喚することが出来る。
●橙[追尾方陣] 【特殊攻撃】【物質召喚】【追尾】【オーラ認識】
        攻撃に複雑な動きを与えることが出来る。
●黄[強化方陣] 【肉体・物質強化】【干渉無効】【継続】《光》
        肉体や物質の能力を向上させることが出来る。
●萌[守護方陣] 【守護】【自動治癒】【肉体・精神治療】【特殊回復】【継続】
        精神的なバランスを整えることが出来る。
●緑[治癒方陣] 【肉体・精神治療-回復】【補充】【蘇生】【調和】《木》
        肉体的なバランスを整えることが出来る。 
●碧[変換方陣] 【エネルギー吸収・反射・増幅】
        様々なエネルギーを応用することが出来る。
●青[防御方陣] 【防壁】【波長操作・断絶・分析】
        波長を操作、理解することが出来る。
●藍[現象方陣] 【空間操作・把握・断絶】【力学破綻】【物質操作】《風》《雷》
        超常現象を引き起こすことが出来る。
●紫[得意方陣] 【空間創造・超越・支配】【精神侵入】
        特殊な空間を作り出すことが出来る。
●紅[精神方陣] 【思念転送】【幻覚】【呪】
        精神的な負荷を与えることが出来る。

特殊魔法(方陣)

魔法の中には前述の基本色、等和色に属さない魔法も数多く存在します。地域伝承の魔法や特殊な能力を持った人しか扱えない魔法も多く、その発動条件に「ソウル」が関わるものもいくつかあります。魔法技術が発達した現代ですが、魔法はまだまだ未知の可能性を秘めています。ここでは特に有名なものをご紹介して行きます。

召喚魔法(暗黒方陣)

魂の契約によって呼び出す究極魔法。『召喚対象』は魂を保有した生物・物体。 その多くが生前、何者かに魂を引き抜かれ、封印された猛者たち。
強い魂と精神力が無ければ、召喚対象に殺されかねない危険な魔法です。  自分の魂を媒介にして、封印時の肉体・精神・記憶を宿した状態で呼び出すことが出来ます。一度呼び出すと術者が解除するか、召喚対象が破壊されない限り、この世界に存在することが出来ます。ただ、自分の魂を媒介にしているため、術者との距離的な制約が存在します。術者のオーラが届く範囲でしか存在することが出来ないのです。召喚魔法は、北の大陸に住む『ラピー族』が得意とする魔法です。彼らは小柄ながら、巨大で強力な召喚獣を操れるのは魂の扱いに長けた民族だからです。また魂の共有という 秘術も扱えます。召喚魔法は私たち『メメ族』の大陸にも伝わり、有事の際に活用されています。

六華方陣
基本色・等和色魔法の効果・威力を増幅させる魔方陣です。 特殊な才能を持った者のみが扱えます。

伝説方陣
発動条件や発動人数が不明など、まだ誰も見たことのない未知の方陣。 『光道十二宮』が最も有名な伝説方陣。

幻妖召喚魔法

それは、死者を支配する秘術
『幻妖召喚魔法』の会得方法はいくつかありますが、その一つに召喚対象の「残酷な死」が関係しています。未練を残し死んで行ったものは、この世に霊として残ります。そして、この霊を使い『幻妖召喚』を行うのですが、この魔法を扱うには、紫属性の「特性」がいくつか必要となります。紫属性の者は、霊を呼び込みやすい体質を持ち、死んだ対象の霊をその身に宿します。(術者の魂が弱い場合は、この時点で霊の思念を受け死を招くこともあります。)また、『召喚』同様、『幻妖召喚』にも距離的な制約が存在し、マチテ空間内でしか実体化できません。ただ、『召喚』と違い「幻妖の実体化」には危険性が潜んでいます。術者の身近で『幻妖召喚』される場合は、術者の魂によって霊の意志や感情が押さえ込まれ、思い通りに操ることが出来ます。ところが、術者(魂)から離れると、支配力が薄れ、あるところを境に糸が切れたかのように意志が戻り、恨みが強いと術者に襲い掛かって来るのです。一度意志を持つと、再び『幻妖召喚』し直すまでそのままです。ところが、マチテ空間は拡張オーラを解除してもしばらく「余韻」が残るので、実体化がすぐ解除されないのです。『幻妖召喚』はとても強力な魔法ですが、術者にとって非常にリスクの高い魔法でもあるのです。

幻奏家への道 憧れの先に・・・

肉体・精神の鍛錬、エネルギー・マチテ・オーラの操作、応用魔法、演出の組み立て、あらゆる色彩現象の理解、などなど・・・  努力だけでは難しく、才能があっても周りに置いて行かれるような難解さと勉強量。それだけ幻奏家になるには長い道のりが待ち受けています。  さて、ここ色彩王国、色彩機関学校『カラベール』には、多くの才能を持つ生徒たちが集まり、勉強と鍛錬の日々を送っています。大陸全土から異才、秀才、時に天才的な能力を持った者もやって来る、とても楽しい学校です。 そして、灰色髪の彼ら3人も他の生徒とも引けをとらない才能を秘めています。

ルグ、ココロ、キャロット。彼らがこの物語の主人公たちです。  この学校には「ルー」という幻奏家が在籍しています。彼はこの学校の学長であり、3人に幻奏家への道を歩ませるきっかけとなった人物です。色彩王国だけでなく、大陸全土にその名が知れ渡る偉大な幻奏家であり、「七色の虹」を操る幻奏を得意とし、「虹色」という愛称で親しまれています。  彼ら3人は過酷で難解な勉強と修練を終え卒業し、それぞれ色彩王国を旅立つ時に、ある約束を交わしました。 
        『虹色を越えよう』    
それは、「虹色の先にある未知の色」8色目の発見、そして偉大な幻奏家である「ルー」を越えよういう意志の表れでした。

【ルグ=マーティン】〔通り名:カレイドスコープ〕
〔属性:黄〕〔粘土王国出身〕〔21歳(※)〕 〔冒険家〕〔精神年齢1200歳〕 〔危うさ〕〔探求〕〔安定志向〕〔冷静〕〔明朗〕
小さい頃から両親の手伝いで過酷な遺跡調査に同行し、高い身体能力と強化魔法を会得する。とある遺跡にて「記憶の断片」という真理に触れて以来、色彩の魅力に惹かれるようになる。カラベール在籍中も講義を長期間欠席し冒険に出かけるも、帰って来るとあっさり試験を突破していた。真面目に見えて、実はやんちゃもしでかす。現在は冒険仲間を作り、更なる遺跡発掘と記憶の断片探しに没頭している。

【ココロ=ハーモライク】〔通り名:なし(大会入賞経歴なし)〕
〔属性:碧〕〔色彩王国出身〕〔21歳(※)〕 〔色深海の王〕〔六華大華鏡防御方陣〕〔魔王殺し〕 〔自由〕〔楽〕「ふざける」〔直感的〕「思考的」〔冷静〕〔謎〕
幼少期にルーに拾われ、育てられる。幼いころから幻奏に興味を持ち、光を生み出し遊んでいた。なぜか強力な防御壁の魔法を知らず知らずに扱えていた。いつのまにか幻奏の腕も上げ、カラベールに入学する。卒業後はルグとしばらく行動するも、途中で別れ様々な王国を旅して回る日々を送る。現在はパレスを立ち上げ、オーナーをしながら、のんびりしたほのぼの生活を送っている。

【キャロット=ハーベニュー】〔通り名:ミルキーローズ〕
〔属性:紅〕〔色彩王国出身〕〔21歳(※)〕 〔言霊使い〕〔天才幻奏家〕 〔負けず嫌い〕〔ツンデレ?〕〔仲間思い〕〔ルーが大好き〕
下町のタイル屋に生まれる。幼少期は小さなタイルで小物を作りながらタイル屋の仕事を覚える。ところが、ある日ルーの幻奏を目の前で見て一瞬で心を奪われる。その後幻奏家に興味を持ち図書館で借りた色彩本を読み漁る日々を送る。専門家の下で学ばなかったにも関わらずカラベールの入学試験に1位合格、先生たちの度肝を抜く。 現在はドラゴン・クロウに在籍し、色彩禁書「相対論書」を狙う。

※新しい仲間を見つけた頃の年齢

幻奏の基礎 光の生成と操作


1:エネルギーの放出
まず、幻奏に必要不可欠な「光の生成」を行います。光の生成には体内エネルギーを使うのですが、初級者はこのエネルギーを体外に放出することが上手く出来ません。 そこで、体内エネルギーを強制的に体外放出させる「特殊な杖」を使い「放出の感覚」を掴んでいきます。   エネルギーを長時間安定的に放出させるのは難しく、プロの幻奏家の中にもこの杖を愛用する者が沢山います。プロが使う杖の中には、強制放出の 力がとても強いものもあり、初級者が扱うと 気絶したり、死を招く恐れもあります。

2:エネルギーの圧縮と安定
エネルギーの放出に慣れたところで、今度はそのエネルギーを圧縮し光を生み出します。(エネルギーを放出するだけでは光になりません。)圧縮するためには「マチテ」を使います。マチテを渦巻状に操作し、エネルギーを一点に流し込んで行きます。エネルギーはある一定量を超えると輝き出します。そして、さらにエネルギーを流し込み続けると、今度は球体が出来上がって行きます。球体は自身で持っている分には安全ですが、人にぶつかったり、波長の異なりが強いものに当たると拡散や炸裂が起こります。

3:エネルギー操作
エネルギー球の操作には『マチテ軌道』を使います。軌道は「円」が最も簡単な軌道で、これを元に色々な軌道を作り上げて行きます。(直線軌道は案外難しい。) そして、軌道に乗せ、飛ばしたエネルギー球を『炸裂』『拡散』『誘導』などをさせて幻奏(正確には志向幻奏)を行います。ちなみに、この球を空中で綺麗に炸裂させたものが『花火』と呼ばれる幻奏技です。

眼を使いマチテ発生させる  初級者は身体を動かし軌道を描くことから始める。身体の自然な動きが最も自然な軌道を生み出す。ゆえに幻奏家はある程度の体術も心得る。

実は、このエネルギー球(光の生成)は『白魔法』とも呼ばれ、攻撃や防御にも使われています。ただ、エネルギーの塊は相手に利用される恐れがあるので、使うタイミングが難しいらしいです。以下に主な技をご紹介しています。

白魔法

ショット:小さなエネルギー球を飛ばす技。(↑上でココロが行っている技)
     障害物に当たると拡散する。その際衝撃波を生む。 
グランド-ショット:大きなエネルギー球を飛ばす技。(→次ページでルグが行っている技)
スネイク-ショット:エネルギー球を波の軌道で飛ばす技。障害物を迂回させたい時に使う。
ジャグリング-ショット:エネルギー球を自在に操る技。マチテ空間を使う。
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ショック:エネルギーを衝撃波に変えて打ち出す技。
レイ:圧縮エネルギーのレイザービーム。 志向性、貫通力を持たせる技。
レイズ:体内のエネルギーを上昇させる技。肉体強化、幻覚の解除などに使う技。
ブレイズ:体内エネルギーを急上昇、大放出させる技。物理攻撃や精神攻撃を弾き飛ばす緊急技。

幻奏の応用

幻奏には『幻影幻奏』と『志向幻奏』の2種類が存在する。 上級の幻奏家はこの2種類を匠に組み合わせ幻奏を行う。


志向幻奏
志向幻奏は大規模な表現が特徴。花火がその代表的な幻奏で、光や色だけでなく、衝撃や音なども表現方法の一つである。街に光の雪を降らせ、時に夕日の光景さえ作り上げてしまう。観客は天変地異さえ感じる、予想を超えた光の幻奏を目撃する。

幻影幻奏
幻影幻奏は繊細な表現が特徴。スノードームや金魚鉢のように囲まれた空間内で幻想的な世界を構築する。その表現は時に本物と見間違うほどの精巧さ。空中を泳ぐ魚、無限に舞い散る花びらなどの表現が行われる。  また空間内に立ち入った観客は、皆戸惑いをみせる。身体が透けて、髪や服の色が変化し、突然地面が消えてしまうのだ。幻影幻奏に触れたものは皆、そんな不思議な世界も体感することになる。

志向幻奏(黄属性魔法)


『志向の特徴』
多くのエネルギーを使い、力強い光を生み出せるため、派手で生き生きとした幻奏を行える。光の強烈な刺激で強い感動を与えることが出来る。 「マチテの操作」による光の流動、躍動感には目を見張るが、幻影幻奏の多様性には劣る。 主にマチテの『波動』の性質を利用する。

『対応属性』
【黄属性】に近い者ほど志向幻奏に向いている。 黄の特性でもある生まれ持った「膨大なエネルギー」は光を生み出すときに大きく活用できる。またマチテの操作が得意なため光を生み出し自在に操作できる素質も備わっている。

『志向空間』
【マチテ濃度が低く、広範囲を取り囲む空間】 この空間内では、生み出した光に進む方向(志向)と簡単な指示を出すことが出来る。マチテの濃度が低いためイメージを視覚化することは出来ない。幻奏出来る空間が広範囲のため、多くの観客が楽しめる。幻奏家が作り出す志向空間の平均直径は、およそ『2000メートル』

『幻影の活用』
志向幻奏は主に光のみで構成されるため、短調さが生まれ飽きられてしまうことがある。そこで、虹などの特殊な『色彩現象』を発動させるために幻影幻奏を活用する。色彩現象の「原理」を再現するためには高濃度のマチテ空間が必要になる。そこでマチテを増幅させる「魔方陣」を使うことになるのだが、これには多量のエネルギーが必要となる。

幻影幻奏(藍属性魔法)


『幻影の特徴』
イメージの力を存分に発揮し、繊細で独創的な幻奏を行える。濃厚で満足度の高い感動を与えることが出来る。「マチテの反応」によって光を生み出すため、志向幻奏のように力強い表現には向かない。 主にマチテの『粒子』の性質を利用する。

『対応属性』
【藍属性】に近い者ほど幻影幻奏に向いている。 藍の特性でもある生まれ持った「想像力」を発揮し、自分の世界を思う存分作り込むことが出来る。また、藍属性の者はオーラを広げる際、幻影幻奏に不可欠なマチテを体外に多く放出させることが出来る。

『幻影空間』
【マチテ濃度が高く、狭範囲を取り囲む空間】  この空間内では頭に思い描いたイメージを視覚化することが出来る。幻奏が出来る空間が狭いため、観客数に制約が出来てしまう。幻奏家が作り出す幻影空間の平均直径はおよそ『150メートル』

『志向の活用』
幻奏の性質上、どうしても表現が大人しくなりがちなので、メリハリを付けるため、志向幻奏特有の力強い光を組み込む必要が出てくる。だが、幻影タイプはエネルギーの保有量が少ないため、光を使うタイミングや時間に制約が出来てしまう。

幻奏の表現には、一言では言い表せないぐらい多くの種類と可能性が秘められています。幻奏は人が生み出すものだけに、その表現にも個人の知識や経験、また想いや境遇なども反映されます。ルグは、冒険を通じて、発見の楽しさ、命の大切さ、力の必要性を感じ、何より多くの色彩の真理を観てきています。ココロは色に愛され、誰よりも色の楽しさを知っていますが、同時に色の恐怖、「色を失った世界」も知っています。キャロットは、本から得られる知識の楽しさ、ありがたさを感じています。自分が多くの人に迎えられ生きていること、同時に大切な人だけ観ていたい、支えたいというジレンマも.抱えています。自分が愛し愛されることで、得るものと失うものも生まれます。次の章では、幻奏家の成長に必要な事柄と、彼ら3人の生きている世界を見て行きます。 

記憶の遺跡

そこは『真理』が記録された場所。 「真理の体験」は数十年の学術研究に匹敵する。

この世界には『宝』が隠された数多くの『遺跡』が存在します。しかし、彼らが探しに来たのは、金銀財宝のように形のある物でも、目に見えるものでもありません。 それは遠い過去に見出された『真理』という宝。自力で辿り着くには学術研究だけで数十年の歳月を費やす数々の真理。それを、一瞬で獲得出来る場所。それが『記憶の遺跡』なのです。遺跡最奥部には、真理が記憶された大きなクリスタルが設置され、思念転送で数々の真理を観る(体感)することが出来ます。ただし、誰しもが遺跡の最奥部に行き着けるわけではありません。遺跡の内部では、数々の試練が待ち受けています。魔法で動き続ける変わった粘土人形を倒す【戦闘・肉体的試練】やマチテ操作で駒を動かしパズルを解く【頭脳・精神的試練】また、オーラの性質だけで判断されてしまう試練もあります。遺跡自体には何の仕掛けもされておらず、そこまでの道のりが険しい遺跡や、召喚獣を相手にする命の危険も伴う恐ろしい遺跡もあります。ただ、ほとんどの試練に悪意はありません。その真理を観ても(魔法を扱っても)肉体や精神を壊さないだけの力量があるかを診断しているのです。なので試練を突破出来ないときは焦らずに無理をせず「自分を見つめ直すことに専念する」、それが試練突破への近道となります。

ルグは現在、肉体強化と類稀な身体能力で、メル大陸だけでなく、ニルスハーム各地に散らばる遺跡を巡る旅をしている。彼の狙っているものが『記憶の断片』と呼ばれる真理。主に色彩現象に関する真理を探している。実は、幻奏家ではなく冒険家としての実績の方が高く、冒険仲間からも信頼が厚い。ドラゴンの救護をきっかけに、世界最高峰パレスの「グランドツールズ」より後援を受けることになり、より難関の遺跡を目指している。ルーの弟子の中で一番の可能性を秘めているのが彼と噂されている。

彼らが狙うのは『記憶の断片』色彩の真理がそこにある。反射、屈折、吸収、回折、拡散、透過、干渉、偏光、あらゆる現象をその身に宿し幻奏家の高みを目指す。

色深海

そこは『色』が暮らす世界。

ここは色の精神世界。初めてこの世界に入った者は、溢れる色に包まれ、まるで夢のような居心地の良さに、心も身体も開放されたような感覚に成ります。また、色の起源、存在理由を感覚的(霊的)に理解することが出来る不思議な世界です。色の世界は潜っていく感覚ゆえに『色深海』と呼ばれています。下層へ潜る程、理解が得られます(色の真理に近づける)。 ただ、未熟な者が潜り過ぎると「穴」と呼ばれる暗黒に落ちてしまいます。落ちてしまった者は戻って来れなくなり、現世に残された肉体はやがて消滅していきます。また、色深海の最奥部は「ルメワールド」と繋がっているとされています。

ココロの謎
実は、良く分かっていない。碧の性質とも言われているが、碧の性質だけで、ルーや他の偉大な幻奏家たちより潜れる説明が付かないのだ。(碧は変換の性質を利用し、どんな色にも染まることが出来る。)さらに彼には幼い頃から防御壁(青)の魔法も扱えていた。しかも年齢からしても考えられないような強力な防御壁である。ココロ自身も自分の存在に疑問を持つことがある、幼少期以前の記憶も無く、両親の存在も不明なのである。だが、ココロはその能力を存分に使い、楽しく生きるようにしている。ただ、一つ確実に言えることは、自由に楽しく生きたいと思うココロには今の能力は最適だということだ。

ココロの秘密
幻奏家の間で『色深海の王』と呼ばれているココロ。だが、その好奇心に身を任せ、色深海で過ちを犯す。決して立ち入ってならない世界、「色深海の最奥部」に入ってしまったのだ。  どのぐらいの時間が経ったのだろう。彼は闇に飲まれていた。彼は脱出不可能だと悟り。諦めていた。 ところが、色の世界で手が差し伸べられた。ココロは反射的に掴んだ。  しばらくすると、ココロは懐かしい光の暖かさを感じた。彼は、ルグやキャロット、ルーが見守る病室で眼を覚ました。だが、眼を開けたココロは世界の異変に気付く。目の前は醜い砂嵐で覆われていたのだ。ココロはとっさに眼を覆った。  『ココロの眼から色が失われていた。』  現在は常人と変わらない生活を送っている。幻奏家としても着実に成長し、観客の前でも美しい色彩と光の芸術を奏でている。だが、拍手喝采の観客は、彼が観ている本当の世界を知らない。

色彩調停理論書

どんな業種・職業にも必ず専門書や参考書があります。幻奏家になるための本も様々なものが発行されています。幻奏家は色の専門家でもあるため、学校でも様々な種類の本を読むことになります。「色彩心理」「色彩治療」「色彩測定」「配色」「色彩原理」「色彩現象」「色彩名」「色彩序列」などなど。色彩だけでも様々な分野の専門書籍が発行されています。その中でも、最も多く発行され最も有名な本が『色彩調停理論書』です。「最高の色彩職人は最も中立な存在である。」と明示した過去の偉大な色彩職人の言葉から生まれた「全12巻」の壮大な色彩理論書です。1冊は百科事典を上回る厚さで、細かい文字のみで構成されています。(現在もその内容は追加され続けています。)この本はメル大陸全土で発行されているだけでなく、世界でも翻訳発行されています。また、学校では、この本が分かり易く編集された「幻奏家入門書」が使われています。 

[正常な思い込みは、正当な行動を許さない。彼女は悩み苦しみ、落ちてゆく。]

言霊

天才幻奏家と呼ばれるキャロット。その天才と言わしめるまでに成長したきっかけが、『言霊』です。   言葉には霊的な力が宿るとされています。暗示や徐霊などにも言葉の力が利用されることがあります。ただ、彼女の「言霊」は特別なもので、書籍の文字を媒介にして、著者の思念を感覚的(霊的)に受け取ることが出来るのです。彼女はどんな難しい本も文字を介して次々と理解して行きます。そのため彼女は本を読めば読んだ分だけ幻奏技術を会得出来てしまうのです。

色彩相対論書
「色彩調停理論書」に並ぶ名書と噂される幻の色彩論書。2巻完結で、難解ではあるものの、「未来の色彩」を示唆する内容が数多く論じられているとされています。発行部数は上下巻合わせ『6冊』と非常に少なく、完全な複製品は存在しません。先の理論書とは異なり、なぜか『禁書』として扱われています。実際にその本を見た者は専門家ですら極一部。一般人はその表紙すら見たことがありません。ですが、その怪しげな存在は噂に噂を呼び、今では誰しもが知る存在となっています。実は色彩専門の国であるはずの「色彩王国」ですら、この原本の一部書き写しか所有していません。まさに国宝級の本なのです。現在この本の所在が確認されているのは3箇所。上巻のみを所有している『光の王国』、下巻のみを所有している『本の王国』 そして、上下巻共に所有しているのが、職人育成機関にして弱肉強食の精神を持つ巨大パレス『ドラゴン・クロウ』です。  そして、あらゆる色彩本を読破してきたキャロットにとって今現在、最も読みたい本でもあります。そんな彼女のことを知ってか知らずか、その本を所有する『ドラゴン・クロウ』からパレスメンバー加入のオファーがあったのです。そして、さらに彼女の「パレスへの貢献」次第で、この本の観覧許可どころか、上下巻共に譲ると言って来たのです。ルーもその本を欲しています。色彩王国としてもこの本の所有は国の権威を上げるために必要不可欠。そして後日、キャロットは色彩王国の国王と現在在籍しているカラベールの学長立会いの下、移籍の交渉を進めることになりました。 ドラゴン・クロウの使者から「パレスへの貢献」について語られる前に、突然「褐色の古書」を差し出してきました。その場にいた誰もが見たことの無い本です。 そして「貢献」について語られました。『この目の前の本を読み実践してもらうこと。』 国王も学長も事の重要性を察しました。 パレスへの移籍願いは「守秘義務」を守らせることでもあったのです。 メル大陸における絶対的な理、『共同体を裏切るべからず』 実はこの話、幻奏家としてのキャロットにとっても、色彩王国にとっても、ドラゴンクロウにとっても有益な交渉ではあるのです。 ただ、『ドラゴン・クロウ』はパレスの最高権威『グランドツールズ』に威圧的な態度を取るほど好戦的なパレスで、実力は非常に高いものの民衆からの印象はあまり良くないのです。キャロットは色彩王国にとっての宝であり、下町出の天才幻奏家としても人気があります。それが敵対していると言ってもいいパレスに移籍するということなのですから、キャロット個人だけで決められることではありませんでした。 しかし、最終的に彼女は移籍を決めることになります。そして、彼女の幻奏家としての新たな物語が動き出します。

幻奏家を支える人たち。

幻奏家は自らの鍛錬と発想によって幻奏を生み出して行きますが、それ以外にも色彩研究所で開発された幻奏技術を習い活用しています。また上級の幻奏家は特殊な能力を持った者も多いため、その能力を狙われることがあり、『護衛』と呼ばれる戦術の専門家によって守られています。

色彩研究機関『ファゴット』

創立400年。色彩王国建国以前から存在する色彩の最高機関
色彩王国建国以前から存在し、色彩業界のトップに君臨する機関です。実は、色彩王国はファゴットの色彩研究を産業に応用・発展させるために建国されました。ファゴットは巨大機関ゆえ、その実体の全ては明らかにされていません。ファゴットは専門的な色彩研究だけでなく、専門図書館や歴史資料館、色彩美術館、巨大な幻奏劇場などをメル大陸の主要都市に建設し、社会貢献も数多く行っています。世界的にも有名で「色彩王国」より「ファゴット」というパレス名の方が知れ渡っています。またファゴットにも幻奏家のための機関学校が存在し、カラベールに在籍している幻奏家にも劣らない、それ以上の幻奏家が在籍しています。学長の「ヴェーネス」は、昔からルーの憧れの存在でもあります

【アデル=クランベル】
〔属性:橙〕〔色彩王国出身〕〔29歳〕〔護衛〕
学長のヴェーネスの護衛も勤めていたが、現在はパンセ専属の護衛をしている。下町のタイル屋に生まれるが、力に興味を持ちファゴットで戦術を学ぶ。右足は戦闘で負傷、治療できたものの現在は義足を使っている。主に炎を操り多方向による連続攻撃が得意。パンセとは何か秘密があるらしい。

【パンセ=ワトニー】
〔通り名:いろどり・影なし〕 〔属性:藍〕〔色彩王国出身〕〔21歳〕 〔天才幻奏家〕〔超巨大幻影空間〕 〔ふわふわ〕〔冗談好き〕〔不安〕〔人見知り〕〔?〕
キャロットと並び賞される天才幻奏家。キャロットにはなぜか嫌われている。名門に生まれ、両親はファゴットの幹部。空間における色彩把握能力がずば抜けて高く、建物の外壁などの色を自在に変えることが出来る。以前、街を丸ごと幻影幻奏にかけ、建物の外壁を全て白色にするいたずらをしたことがある。(その後、怒られて凹む。) おっとりしているが、どこか掴めない性格をしている。素行の悪い連中と行動しているところを良く目撃されている。

『僕が優れているのは、両親のおかげ。ただそれだけだよ・・・』

【ルビー=クランベル】

〔タイル職人〕 〔属性:緑〕〔色彩王国出身〕〔21歳〕  キャロットの幼馴染で親友。キャロットの良き理解者で何かと世話焼き。ボーイッシュな見た目と性格をしている。頼まれごとをされると断れない。行動力はあるものの、権威に弱くへこへこしてしまう。現在はタイル職人として、様々な豪邸の仕事を請け負っている。ファゴットのアデルとは兄妹。キャロットが有名になるにつれ、彼女を遠い存在に感じることがあり、自分が出来ることが年々減ってきていることに少し寂しさを抱いている。

『いつでも帰って来なっ!』



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