学問マップ

このページでは、カラーワークスで高得点だった色を手がかりに、自分が興味を持ちやすい学問や理解が伸びやすい分野を探っていきます。

4つの学問領域

社会の営みのページでも触れたように、私たちは社会・自然・想像・科学といったすべての領域に関わりながら生きています。学問もまた同じように、一つの領域だけに単独で収まるものではありません。

ここでは一般的な学問分類(人文科学・社会科学・自然科学・形式科学)も参考にしながら、カラーワークスで得られた色の性質やニュアンスに合わせて、それぞれの学問をみていきます。

カラーワークスでは、「その学問が世界の何を動かすのか」という視点から学問を整理しています。そのため、必ずしも一般的な学問分類と完全に一致するわけではありません。

学問が社会を動かすのか、自然を理解するのか、人の精神を探るのか、あるいは世界を記述する体系を作るのか。
そうした働き方の違いから、ここでは学問を配置しています。詳しい対応関係については、ページ後半で解説しています。

自然科学 物理・化学・生物など、自然界そのものを観察し理解するための学問領域です。 対応色:萌・緑・青・碧
物理学 / 化学 / 生物学 / 農学 / 地学 / 天文学 / 環境科学
人文科学 思想・歴史・言語・芸術など、人間の精神や文化を扱う学問領域です。 対応色:紫・紅・赤
哲学 / 歴史学 / 文学 / 言語学 / 宗教学 / 芸術学
形式科学 数学・論理・統計など、世界を記述するための概念的な体系を扱う学問領域です。 対応色:藍・青
数学 / 統計学 / 論理学 / 情報科学 / 計算機科学 / データ科学

高得点色から向いた学問を探す

カラーワークスで得られた高得点色を当てはめると、「向いている分野」を探す切っ掛けになります。ここでの「向き」は絶対ではなく、興味が続きやすい/理解が伸びやすい傾向として扱います。

  • ● まず 高得点色を見て、そこに並ぶ学問群の「空気感」をつかむ。
  • ● 気になる学問があれば、学問名の後ろの 補助色 を見る。補助色も高得点の色だった場合、より向いている可能性があります。
  • ● 逆に補助色に低得点色が入っている場合、苦手というより学びのテーマになりやすい(伸びしろ・視野の拡張)。

学問一覧

(意志)

方向づけ(推進・決断・戦略・方針をつくる)

主色:黄|補助色:学問名の後
  • 起業学
  • 経営学
  • 組織論
  • マーケティング
  • 意思決定科学
  • 行政学
  • 公共政策学
  • 政治学
  • 国際関係論
  • 都市計画学

(思考)

原理化(理論・形式・モデルで支える)

主色:藍|補助色:学問名の後
  • 哲学(形而上学)
  • 論理学
  • 数学
  • 情報理論
  • 量子情報科学
  • 計算機科学
  • 物理学
  • 生物物理学
  • 化学
  • 経済学
  • 神経科学
  • 分子生物学
  • 遺伝学
  • 生化学
  • 天文学
  • ナノサイエンス
  • 材料科学

(祈願)

全体化(場・広がり・自然スケールを扱う)

主色:萌|補助色:学問名の後
  • 生態学
  • 環境科学
  • 生物学
  • エネルギー科学
  • 農学
  • 園芸学
  • 畜産学
  • 農芸化学
  • 農業経済学
  • 林学
  • 森林科学
  • 水産学
  • 海洋学
  • 気象学
  • 地質学
  • 地球物理学
  • 地学
  • 地理学
  • 人文地理学

(整列)

構造化(区切り・整列・尺度・規格に落とす)

主色:青|補助色:学問名の後
  • 品質工学
  • 計測工学
  • 情報科学
  • データサイエンス
  • 統計学
  • 会計学
  • 金融学
  • 法学
  • 臨床検査学
  • 教育心理学
  • 言語学
  • オペレーションズ・リサーチ
  • 産業工学

(模倣)

具現化(設計・実装・再現可能な形にする)

主色:橙|補助色:学問名の後
  • 機械工学
  • ロボティクス
  • 航空宇宙工学
  • 海洋工学
  • 土木工学
  • 建築学
  • 電気工学
  • 電気電子工学
  • 情報工学
  • ソフトウェア工学
  • 材料工学
  • 化学工学
  • 原子核工学
  • 生体医工学
  • 外科学
  • 歯学
  • 商学
  • 家政学
  • 食品科学
  • 教育工学

(想像)

表象化(像・物語・象徴として掴む入口をつくる)

主色:紫|補助色:学問名の後
  • 美学
  • 芸術学
  • 音楽学
  • 文学
  • 比較文学
  • 文化人類学
  • メディア研究
  • コミュニケーション学
  • 認知科学
  • 画像工学

(感情)

活性化(個体の反応・情動・駆動の熱を扱う)

主色:赤|補助色:学問名の後
  • 体育学
  • スポーツ科学
  • 行動科学
  • 微生物学
  • 薬理学
  • 免疫学
  • 毒性学

(思念)

意味化(価値・倫理・解釈・信念として持続させる)

主色:紅|補助色:学問名の後
  • 宗教学
  • 神学
  • 倫理学
  • 教育学
  • 社会学
  • 歴史学
  • 考古学
  • 心理学

(調和)

調整・修復(乱れを戻し、回復や安定へ導く)

主色:緑|補助色:学問名の後
  • 医学
  • 精神医学
  • 保健学
  • 公衆衛生学
  • 疫学
  • 栄養学
  • 看護学
  • リハビリテーション科学
  • 理学療法学
  • 作業療法学
  • カウンセリング学
  • 臨床心理学
  • 社会福祉学
  • 薬学
  • 生活科学

(循環)

循環化(流れ・制御・運用・フィードバックで回す)

主色:碧|補助色:学問名の後
  • 通信工学
  • 制御工学
  • サイバネティクス
  • 実装科学
  • 生物医療情報学
  • 計算社会科学
  • システム科学
  • 交通工学
  • スポーツマネジメント
  • 観光学

学問/色の対応理由

学問は本来、理論・実装・運用・価値判断などが重なり合いながら発展します。そこで本ページでは、学問を「対象」より 「世界に対して何を増やすか(働き)」でまとめています。学問名そのものではなく、その学問が社会で果たす役割に注目します。

同じ分野でも焦点が変われば、前に出る色が変わります。たとえば医療なら、病気の仕組みを説明する研究は藍寄り、診断基準や検査の枠を整える活動は青寄り、治療手技や装置を形にするのは橙寄り、合意形成や倫理は紅寄り、医療安全・再発防止・改善を回し続けるのは碧(必要に応じて緑)寄りになります。

迷ったときは「その学問の成果が、現場でまず増えるのは何か?」を考えてみてください(方針/理屈/全体像/枠組み/形/像/熱/意味/回復/循環)。それが主色の手がかりになります。

主色と補助色

10色ごとの対応理由

※ 上の「例」は学問だけでなく、仕事や活動の分類にもそのまま使えます。自分が今「何を増やしているか」を見立てると、主色・補助色の読み取りが一段ラクになります。

色は入れ替わる(主色/補助色だけでなく、第三の色も出る)

学問は一枚岩ではないため、強調する観点によって見え方が変わります。
たとえば同じ学問でも「理論として見るか」「実装として見るか」「運用として見るか」「価値判断として見るか」で、主色・補助色が動きます。 その動きは“主色↔補助色の入れ替え”だけでなく、場合によっては別の色が前面に出ることもあります。

✦ この分類は「一対一の固定」ではなく、学問どうしの連携・関係性を可視化するための地図です。
✦ この配置にこだわらず、あくまで「自身に向いた学問」を探す手がかり程度でご覧ください。