黄(意志)
黄(意志)は、未来に向かって進む力を持ち、柔軟な発想と行動力で新たな道を切り拓く属性です。希望を原動力とし、周囲を照らしながら、自ら変化を生み出していくことを使命としています。未知への好奇心を携え、常に先駆者であろうとする性質を持ちます。

ニルス・カラーワークスは、「人生に必要な10の要素」を10の色に当てはめて理解し、今現在の自分に現れている強い要素や弱い要素を把握するための自己分析・傾向把握ツールです。
地図やコンパスのように、
「今どこにいるのか」「どこへ向かおうとしているのか」
そして「進むための手がかり」を掴むことができます。
人にはもともと10の色すべてが備わっていますが、環境・人間関係・文化などの影響で、“重心”が生じています。
※ここでいう「重心」とは、あなたの中でいま強く働いているエネルギーの傾きやバランスの位置を指します。 性格を固定するものではなく、時期や状況によって変化する現在の状態を示します。
ニルス・カラーワークスでは、人の営みや成長に必要な要素を10の色として整理しています。
これは「性格を決めつけるため」ではなく、今どの力をよく使い、どの力が眠っているかを知るための視点です。
その重心は、ときに性格や気質として、思考や言葉、行動のクセとして現れます。
重心そのものは、けして悪いものではありません。集中して取り組むとき、成果を出すときには特定の色に力を注ぎ、深く掘り下げ探求する必要があります。
ですが、気づかないうちに他の要素を見落としていたり、同じやり方に固執してしまうこともあります。
その「今の傾き」を知るために、ニルス・カラーワークスの診断があります。
重心は「星型」で現れます。あなたにはどのような星型が現れるでしょうか。詳細は 診断の項目でご紹介。
♦ 人生への活用・応用方法
● 自分の得意な動き(強み)を理解し、活かす
● つまずきやすい場面(重心)を知り、整える
● 仕事・活動・役割の選び方のヒントにする
● 人間関係の摩擦を「相性」ではなく「不足と補い合い」として捉え直す
● 今の自分に必要な環境、習慣、学びを見つける
このニルス・カラーワークスの土台になる理論が「ニルス論」です。
ニルス論は、個人や社会の属性や役割、そして自然界の成り立ち意識などを深く広く掘り下げたアトリエココ独自の体系理論です。
そして、この理論を現実的で実践的に、分かりやすく使える形にしたのがニルス・カラーワークスです。
ニルス・カラーワークスでは、質問に答えていくことで「今のあなた」に出やすい色の重心を見ていきます。
結果は「今の得意」と「今のテーマ」、そして「意識できていない色」を知る手がかりになります。
多くの人は、無意識のうちに「その人らしさ」を行動や興味関心から感じ取っています。
たとえば、身体を使った自己表現を好む人は、演劇やダンスに興味を持ったり、実際に取り組んでいたりすることが多いです。一方で、演劇に興味のない人であっても、「演劇をしている人は、きっと身体的な自己表現が好きな人なんだろうな」と感じるでしょう。
こうした本人の感覚と、周囲から見た印象は、概ね一致します。もちろん例外はありますが、大きく外れることは多くありません。
ニルス論では、このような身体性・情動性・自己表現のエネルギーを「赤」の領域として捉えています。赤は、感情や情動、自己表現といった、心の奥から自然にあふれ出る活動的なエネルギーを象徴する色です。
人は、育ってきた環境や人間関係、さまざまな体験・経験によって、今の自分を形づくっています。ニルス・カラーワークスでは、そうして形づくられた「今のあなた」が、さまざまなシチュエーションを想定した質問に答えていきます。
その回答によって、下から複数の色が少しずつ重なり合い、最終的に、今のあなたを強く表す色が浮かび上がります。そして今度は、その浮かび上がった色(上)から下を見渡すことで、
といったものを、色を通して知ることができます。
質問への回答には、どうしても個人差が生まれます。質問の意図の受け取り方や、シチュエーションを思い描くときの情景は、人それぞれ異なるからです。
また、ニルス・カラーワークスは「今現在」を知ることを目的としていますが、質問に答える際に、無意識のうちに強烈な過去の記憶や体験に引っ張られてしまうこともあります。
私たちは、自分のことを理解しているようでいて、
・周囲から指摘されて初めて気づく自分の一面
・何気なくやっていたことが、実は特別な強みだった
ということが少なからずあります。
そのため、この診断を絶対的な答えとして信じる必要はありません。自分を見つめ直すきっかけ、よりよく生きるためのヒントとして、気軽に使っていただけたらと思います。
♦ みんなの「星形」
診断結果は「星形」で現れます。形に善し悪しはありません。色んな形が現れるのでぜひご家族やご友人とも一緒にやってみてください。
下の図は、みなさんの直近の診断結果からランダムに表示しています。
より詳しく知りたい方は「色彩診断ハンドブック」をご覧ください。書籍内のリンクから診断するとより詳細な解説が見れます。
重心は点数で表示されます。10角形(星型)で自分の重心を視覚的に捉えることもできます。凹んだ箇所が低得点となります。
♦ 高得点色(いまの推進力)の見方
いま意識が向いている領域、自然に使えている力です。得点上位は「あなたの現在の戦い方」を示します。
高得点色を磨くほど成果につながりやすい一方で、その視点が強すぎると他者の価値を見落としやすくなります。
上位2〜3色の組み合わせを見ると、あなたの役割(スタイル)がより立体的に見えてきます。
♦ 低得点色(意識に上がっていない/伸びしろ)の見方
普段は意識しづらい領域ですが、視野を広げる鍵になったり、すれ違いの原因にもなりやすい要素です。
特にうまくいっていない時は、低得点色が「縛り」として現れ、自由を奪うことがあります。
低得点色は、少しずつ自分で取り入れることも大切ですが、状況によっては分担するのも有効です。
低得点の色は「意識できていない」「弱点」と捉えられることもありますが、必ずしもそうとは限りません。
過去にはその低得点の色が高得点であり、その領域を十分に体験し、使い切ってきた結果、今は別のことに興味が移っている、という場合もあります。
人生には、就職や結婚、引っ越し、人との出会いや別れ、思いがけない出来事やハプニングなど、さまざまな転機があります。
そうした出来事を通して、「今までの考え方や行動のままでは通用しない」と感じる瞬間が訪れることもあるでしょう。
人の意識が変わるとき、興味の対象や大切にするものもまた変化します。
低得点の色は、今は一歩引いている領域であったり、役割を終えて次へ進む準備が整った色である場合もあるのです。
自由であることは、不自由からの解放だけではありません。
10色を理解し、いま自分に現れている色/現れていない色の両方を知ることです。
それによって、自分と他者の違いを広く理解し、自然と「行きやすい環境」へ向かいやすくなります。
♦ 分担の例(スポーツ選手のマネジメント) 黄と藍の関係
たとえば、競技に集中したいスポーツ選手は、スケジュール管理・栄養管理・トレーニングメニューの設計・用具や移動の段取りなどを、コーチやマネージャー、栄養士といった他者に任せることがあります。
自分の強み(高得点色)に集中しながら、足りない要素(低得点色)を外部の仕組みや人で補うことで、パフォーマンスが安定しやすくなります。
♦ 診断色(高得点色・低得点色)と表や図への当てはめ
重心によって現れた高得点、低得点の”診断色”を以降の各種、表や図に当てはめてみてください。どんな色がどんな分野や仕事、活動と対応しているかを観察してください。きっと人生のヒントが見つかります。
まずこの項目では、それぞれの色の意味、象徴、使命という広く抽象度の高い領域から個性を感じてもらいます。
この先の項目で具体的な事象、仕事・活動、学問などを扱っていきます。
高得点、低得点で現れた色を読むことで現在の自分の状態や方向性、役割を立体的に捉えることが出来ます。

黄(意志)は、未来に向かって進む力を持ち、柔軟な発想と行動力で新たな道を切り拓く属性です。希望を原動力とし、周囲を照らしながら、自ら変化を生み出していくことを使命としています。未知への好奇心を携え、常に先駆者であろうとする性質を持ちます。
藍(思考)は、深い分析力と洞察力を持ち、複雑なものを理解しようとする属性です。物事の本質を探り、理論や仕組みを組み立てながら、知の体系を築くことを使命としています。静かに深く思索を重ね、知恵の礎を築いていきます。
萌(祈願)は、広がる想いを源に、自然や生命への共感を育む属性です。大きな流れを感じ取りながら、調和と繁栄を願い、世界に優しい波紋を広げることを使命としています。すべての存在を包み込むような温かさとつながりを大切にします。
青(整列)は、秩序と区切りをもたらし、物事を正確に整理する属性です。明確な構造を築き、世界の基盤を整えることで、進化や発展を支えることを使命としています。確かな基盤があるからこそ、成長が可能になると信じています。
橙(模倣)は、積み重ねた経験や形をもとに、新たな形を築き上げる属性です。既存のものを尊重しながら自らの中に取り込み、社会や文化の土台を支えることを使命としています。歴史や伝統を継承し、未来へと橋渡しする役割を担います。
紫(想像)は、現実を超えて新しい世界を想い描く力を持つ属性です。自由な発想と直感を駆使して、見えない可能性を形にし、未来のビジョンを提示することを使命としています。限界を超える想像の力が、世界に新たな息吹をもたらします。
赤(感情)は、内から湧き上がる衝動や情熱によって、自らと世界を動かす属性です。喜びや怒りといった感情を力に変え、生きる力そのものを燃やし続けることを使命としています。瞬間ごとの鮮烈な想いを糧に、道を切り開いていきます。
紅(思念)は、深く信じる気持ちと愛情によって、対象に対する強い絆を育む属性です。個別の存在を大切に見つめ、信念を持って支え続けることを使命としています。心に宿る想いを絶やさず、長い時間をかけて育んでいきます。
緑(調和)は、異なるもの同士を結びつけ、バランスを生み出す属性です。過去と未来、自己と他者をつなぐ役割を担い、世界に安定と秩序をもたらすことを使命としています。緩やかなつながりを紡ぎながら、調和を育てる力を持ちます。
碧(循環)は、絶え間ない流れや変化を受け入れ、次へとつなげる属性です。新陳代謝のように古いものを手放し、新しいものを迎え入れながら、生命と世界の循環を守ることを使命としています。常に動き続ける世界のリズムに寄り添います。
下の図は私たちの暮らしを4つの領域に分類したものです。「社会」・「自然」・「想像」・「科学」。私たちはこの4つの領域すべてに関わりながら生活しています。ですが私たちは普段、特定の環境の中で暮らし、趣味や仕事を通じて自分の好きなもの、心地よいもの、必要なもの、大事なものを選び取りながら生きています。そして、その選択の連続が現在のあなたの居場所を形作っているのです。
診断で得られた色を手がかりに各領域の言葉を眺めてください。惹かれるものを感じられるかと思います。
そのあと領域同士の矢印に注目してください。影響し合う関係、尊重し合う関係が分かります。矢印の先、矢印の元をたどるとあなたにとっての成長の糸口、補佐的な役割が何かのヒントが掴めるでしょう。

「ファッションの流行」で例えてみると、まず「想像の領域」で新しいデザインやコンセプトが生まれます。それを「科学の領域」が素材や技法、機械を使い服を作り上げます。その素材や技法、機械の原材料を「自然の領域」が提供します。「社会」の領域がそれを受け入れ流行が生まれ、時間とともに和服から洋服に変わったように文化として根付くこともあります。
♦ 自然と想像の関係
自然は想像に影響を与えます。たとえば太陽という自然の存在は、「お天道様」や「太陽神」として擬人化され、私たちを育み、善行を見守る存在として語られてきました。このように、自然界に存在する要素は想像の領域に引き込まれ、意味や物語、道徳観として形作られていきます。
主にこの二つは、人の心や愛など目に見えないものに働きかける領域です。
♦ 科学と社会の関係
科学は社会に影響を与えます。たとえばスマートフォンという科学の領域で生まれた存在が社会に浸透することで、手紙や電話を中心としていた伝達手段は、メールやSNSへと置き換えられていきました。
社会は科学の領域で生まれた仕組みを取り込みながら、繁栄と衰退、更新を繰り返していきます。
主にこの二つは、現実的で私たちの生活のインフラを整えるような領域です。
もちろん、影響の方向性は必ずしも一方通行ではありません。さまざまな要素が重なり合い、響き合うことで、世界は創造と破壊、維持と循環を繰り返しながら営まれます。
ここでは、10色それぞれが現実世界でどのような職業・活動として現れやすいかを整理します。
あくまで「向き・役割の傾向」を示すものであり、固定的な職業診断ではありません。

現実:起業家/営業/インフルエンサー/司会者/冒険家/イベント企画
象徴:勇者/冒険者/先導者/トリックスター
現実:研究者/分析官/哲学者/学者/監査/アナリスト
象徴:賢者/預言者/観測者/魔導書士
現実:保育士/自然保護/カウンセラー/ヒーラー/農業
象徴:巫女/精霊使い/森の守り手
現実:エンジニア/会計士/管理職/設計士/品質管理
象徴:参謀/軍師/建築師
現実:職人/教育者/インストラクター/接客業/料理人
象徴:鍛冶師/語り部/伝承者
現実:作家/芸術家/デザイナー/映像作家/占術家
象徴:魔術師/幻想師/夢見
現実:俳優/パフォーマー/アスリート/リーダー
象徴:戦士/剣士/闘士
現実:看護師/支援職/宗教家/セラピスト
象徴:守護者/聖職者/契約者
現実:調停役/管理者/環境職/福祉
象徴:賢王/大地の守護者
現実:フリーランス/転職支援/物流/情報運用
象徴:旅人/風の民/時渡り
作品との関係性を説明するのは難しいのですが、複雑に絡み合っています。ですが、作品を選ぶとき、自分の属性色の作品を選ぶのではなく、直感で気に入ったものを選んでください。それは直感色と同じで、今のあなたが無意識に求めているもの、自分にとって必要と感じているものでしょう。それはきっとあなたの心や生活を豊かにするものです。
アトリエココの作品は色だけでなく、明かりを灯した時の光や影も重要な要素です。つい作品を色と絡めて見てしまいがちですが、あなたの感情や感覚を素直に受け取って、心地よいと感じるものを選んでみてください。
色彩心理学やカラーセラピーをベースにした独自宇宙論です。社会学、自然科学、哲学、宗教学など幅広い分野から紐解いています。宇宙の成り立ちがそのまま私たちの社会、性格のひな形となっていると考えています。
また、大きく10の属性に分類して解説しています。この10の分類は私たちの性格や属性、業種、社会的役割など幅広い分野に対応させることが出来ます。ぜひあなたの色に焦点を当て、周囲の言葉、隣り合う色、矢印の先の色を見て、この図を感じ取ってみてください。
光は「進む力と留まる力」。この二つの力は、地球が重力を得て地上に大気が満ちるはるか昔、概念的な世界で起こりました。進む力と留まる力は違う力に見えて同じ力です。例えば宇宙空間で進さんが留さんを押すと、進さんも反作用で逆向きに進むようなものです。つまり、「進む」も「留まる」も視点の違いであって、どちらかが欠けても成立しない相対的で絶対的なペアとしての存在なのです。
進む力と留まる力は私たちの暮らす現代では「意志」と「思考」という概念で浸透しています。これはトライ&エラーの関係です。つまり行動する者がいて新しい世界を開拓し時に失敗する。その行動や失敗を観察し思考する者が次の行動を導き出す。そして再び行動が生まれる。ニルス論ではこの意志の力を「黄」として扱い、思考の力を「藍」として扱います。進める力と留まる力はやがてそれぞれ独立した力となり、お互いに影響を与え合います。そして出来たのが「広げる力と並ぶ力」です。この二つの力は現代科学の光の性質「振動と粒子」や「空間と時間」と関係しています。このように力と力は互いに影響しながら進化と変化を繰り返し、次々と新たな力や界を生み出し成長していきました。そして最終的に10の色が揃い世界が出来上がりました。この10の力(色)がひな形となり、現代の私たちの性格や属性、業種や生き方へと形を変え現れているのです。
♦ 最後に。これらの診断から導き出した答えに捕らわれ過ぎないように気を付けてください。人間関係や仕事の悩み、今後の活動など、考える切っ掛けとして、あなたに寄り添えるツールとなりましたら幸いです。
ニルス・カラーワークスやニルス論を、より深く読み解きたい方へ。書籍でも内容をまとめています。