【世界説明】魔法の解説・原初の世界【光】


【光】

マチテ 光の起源  世界の成り立ち。 

この世界「ニルスハーム」は「ジマ次元」と呼ばれている。

【空に浮かぶ「球体の海」の一部が、「調和と循環」の重みで垂れ下がる。
しずくの形に滴り、ちぎれ落ちる瞬間「感情と思念」が輪を結んだ。
しずくは、新たな「球体の海」となった。】

「ジマ次元」は「ハヌマ次元」から生まれたとされている。
「ハヌマ次元」は、まだ物質や人間、生物という概念が生まれていない世界である。
「ハヌマ次元」では、「後に意志と呼ばれる存在」と「後に思考と呼ばれる存在」が螺旋を描き、
ある一点で交わり、爆発的に広がり生まれたのが「ジマ次元」とされている。

交わりにより生まれた「ジマ次元」には一筋の光が指したとされている。
それが「マチテ」である。「マチテ」には「引き継ぐ」や「運ぶ」という意味がある。
「マチテ」は鏡写しのように、もう一人の自分を生み出した。それが「光」である。
「光」は「引き継ぎ」の力により、生まれて間もない混沌の世界から一歩踏みだした。
最初に「意志」(理解・直感)の座と「思考」(知恵・直観)の座に到達した。
しばらくすると、さらに歩みだし、次々と新たな座を見つけていった。
「意志」の流れはやがて「願望」に移り、鏡写しで「想像」に飛んだあと「思念」に移り、再び「調和」へ飛んだ。
「思考」の流れはやがて「整列」に移り、鏡写しで「模倣」に飛んだあと「創造」に移り、再び「循環」へ
飛んだ。
やがてジマ次元の混沌期を越えて、安定期になり「十の座」が揃った。
「創造」「模倣」「意志」「願望」「調和」「循環」「整列」「思考」「想像」「思念」
それぞれの座は、近づき、離れてを繰り返し、塵が集まり惑星が誕生したように、
次第に五つの柱「創造」「意志」「調和」「整列」「想像」に落ち着いた。
この五つの柱を「五天」と呼ぶ。 


0【色】現実世界「ニルスハーム」の成り立ち。

「光(親)」から生まれた子供たち「十の座」は、人間(身体)が生まれることで十種類の「色」となった。
それぞれ異なった特異性を持ち、成長、発展して行き、個性を生み出す。

現実世界(「ニルスハーム」)は「ハヌマ次元」だったころの「想い」と「成長」を引き継いでいるとされている。
鉱物、植物、動物、人間は、それらが反映されている。
鉱物には「整列(青)」を、
植物には秩序と「調和(緑)」を、
動物には秩序と生命と「意志(黄)」を、
人間には秩序と生命と身体と「感情(赤)」を、
それぞれ反映している。

人間は世界の「想い」と「成長」を受け取るため、
また次の世代への「想い」と「成長」のために、
眼、耳、鼻、舌、身の「五体」(実体、悟性、物質)と
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の「五感」(観念、感性、精神)を得ることとなった。
眼が生まれることにより、世界の「座」は、「色」として認識されるようになった。
意志は「黄」 願望は「萌」 想像は「紫」 思念は「紅」 調和は「緑」
思考は「藍」 整列は「青」 模倣は「橙」 創造は「赤」 循環は「碧」
そして「ニルスハーム」は誕生した。
「ニルスハーム」は古代より受け継がれた言葉とされる。
「無数の無が世界を混沌へと導く」という意味があるとされている。
その言葉には、多くの考察がされている。
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